俳優・モデル兼、ポージングディレクター・イメージコンサルタントである中井信之が「ポージング」について実践的なアドバイスを行います。

バストショットのポーズも意識は全身で

ポートレート

ポートレートとは肖像・肖像画・肖像写真という意味です。写真でいえば表情が主題なのでサイズはバストショットになります。バストショットのポージングでも全身でポーズをします。

全身でポーズをしているところの、胸から上をトリミングしたものがバストショットであり、さらに顔の部分をトリミングしたものがアップだからです。頭の先からつま先までトータルに考えてポーズをしていれば、バストショットに切り取っても肩と首のラインが自然な動きを作っていて雰囲気意のある写真になります。

顔しか撮っていないから顔だけで表情を作ろうとすると、不自然な写真になります。

トリミング

トリミング=際立った部分をきりとること

全身でポーズ
=フルショット

282 全身ポーズ ピクセル変更

上半身をトリミング
=バストショット

282 BS ピクセル変更

顔をトリミング
=アップ

282 アップ ピクセル変更

小道具について

小道具とは手で扱う範囲の大きさのものを言います。自分のどんな雰囲気の写真を撮りたいかで小道具の使い方は変わります。

たとえば、リラックスしたムード作りでしたら

  • 雑誌
  • ティーカップ
  • サングラス

などが手ごろです。

コーヒーカップ

81 コーヒーカップ

あるいは、専門性をアピールしたいときは、自分の特性(特技)が出るものを使うこともできます。楽器をやっているなら、その楽器を持ってみたり、テニスをやっていたらラケットやボールを持ってみたりします。

注意点

小道具は自然な表情を引き出すための道具です。実際に使っている様子を見せることが目的ではありません。自分より目立ってしまい小道具のコマーシャルにならないように注意してください。

たとえば、携帯電話は様々な表情を引きだせて便利ですが、実際に電話をしているところは、顔を隠すことになりますし、機種や発売年度も気になります。

手は小道具

さりげなく手を添える

88 手を添える

バストショットでは、フレームの中に写る手(手先)は写真全体の雰囲気作りに大変便利な小道具になります。しかしまた、バストショットで、いつも手を使う癖をつけると昔の映画女優のブロマイド写真のように「写真撮りのためにポーズをしている」という雰囲気になってしまいます。特にオーディションなどには「ポーズをつくった感じの写真」は出さないように気をつけましょう。

計算した無表情

156 計算された無表情

ポートレートでは何も表情をつくらず「無表情でただそこにいる」写真というのが一番インパクトがあります。
日ごろ目にする広告写真の多くが何らかの意図的な表情をしている(笑う・澄ます)のに対し、その逆だから、ともいえます。
若年層のモデルの「まだ表情を知らない顔」には無垢な強さをかんじますよね。

 しかし、無表情がインパクトを生むのは、顔の造作のバランスが非常に整った人の場合とも言えます。だまっていても、えもいわれぬ美しさがあれば、かえって人は「どうして無表情なのだろう、ほんとは何を考えているのだろう」と、惹きつけられます。

 

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腕の表情ポーズ

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代表者プロフィール

中井信之 (なかいのぶゆき)

ポージングディレクター・
俳優・モデル・劇作家・
演出・イメージコンサルタント

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所属

国際イメージコンサルタント協会AICI/青山オフィス/日本ポージング協会

講師

ワタナベエンターテイメントカレッジ/大妻マネジメントアカデミー(OMA)/渋谷ファッション&アート専門学校/
BLEA 専門学部など

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