心理学では、左側が人に見せる顔で印象が優しいとされています。そこで人と話すときは左側をみせるようにと言われています。その理由は人間の感情を司るのは右脳で右脳は左半身を支配しているから左の表情の方が豊かであるからです。
一方、左側の顔は「夜の顔」とも呼ばれ、その人の「ナイーブでプライベートな部分」すなわち本音や嘘が読み取れるとも言われます。逆に右側の顔は「社会的、外交的な側面」を映し出す「昼の顔」としての役割が強く、ある程度意識して表情のコントロールが可能と言われています。
これらは日常の生活でそういった特徴が読み取れるということです。表情を意思的に作っているポートレートの撮影にはあてはまるわけではありません。
そもそも、左側と右側の顔の造詣の差異が大きければ、右側と左側のどちらの面を多く見せた方が印象が良いかは人それぞれによって違いますし、髪型を変えただけでも印象は変わります。
左右の顔の差異の大きさは、正面から撮った写真の顔の左半分だけを反転させて合成したものと、右半分を合成したものを比べると、まったく別人のような印象になるのでわかります。
中井信之 (なかいのぶゆき)
ポージングディレクター・
俳優・モデル・劇作家・
演出・イメージコンサルタント
詳しい活動内容はこちら
国際イメージコンサルタント協会AICI/青山オフィス/日本ポージング協会
ワタナベエンターテイメントカレッジ/大妻マネジメントアカデミー(OMA)/渋谷ファッション&アート専門学校/
BLEA 専門学部など
Be-AISのFacebookページはこちらです
ブログ『表現するって何だろう?』はこちら