全身のポーズについては、著名なカメラマンが様々なポーズをモデルにとらせた美しい写真がたくさんあります。その写真から言えることは、水着用とウエディンドレス用のポーズが違うように撮影目的にあった「○○らしい雰囲気のポーズ」があるということです。
ポーズは、雑誌の読者に合わせてモデルのキャラクターを統一したり、あたらしい素材で服のラインがかわったことを強調させるためだったり、目的によって様々です。
以下の写真は、有名なアービング・ペンの写真ですが、ほぼ同時期に撮影されているピンナップ写真とくらべると、ポーズの違いが、あることがわかります。
(アービング・ペンの写真 1949年)
(Brune Bernard の写真 1950年代)
全身の写真がバストショットやアップ(=顔)に比べて難しいのは、自分の姿勢を意識する難しさと腕から手先をどうしてよいかわからないからです。
全身の写真で自分の姿を美しく見せる基本は背筋を伸ばし「姿勢を良くする」ことです。
背筋を意識するのには時間がかかるのですが、分かりにくい場合は「肩をすこし後ろく」だけで自然に胸が前にでて、背筋も伸びているように見えます。
何故、姿勢が大切かと言うと、高価な服を着ていても、猫背で、がに又で立っていては貧相に見えるからです。
「姿勢をよくする」というのは精神面では、
中井信之 (なかいのぶゆき)
ポージングディレクター・
俳優・モデル・劇作家・
演出・イメージコンサルタント
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国際イメージコンサルタント協会AICI/青山オフィス/日本ポージング協会
ワタナベエンターテイメントカレッジ/大妻マネジメントアカデミー(OMA)/渋谷ファッション&アート専門学校/
BLEA 専門学部など
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