ポートレートでモデルに同じポーズの静止を求める絵画と、動きの一瞬を切り取る写真は方法は違いますが「人物の肉感的な魅力をどう見せるか」という点では共通しています。
どちらも「止まっていてもいかに動的にみせるか」、そのためにポーズは工夫されたと言えます。
静止したような絵画のポーズを、写真で活き活きとにした動きの一瞬に見せることもできます。アール・ヌーヴォーを代表するグラフィックデザイナーのアルフォンス・ミュシャは、逆に写真にとったものを絵にしていました。
女性が脇を空けた大胆なポーズもピカソの絵の中にあります。
写真における構図の考え方は、絵画の構図が元になっています。カンバスの中のモデルの配置は、カメラフレームの中のモデルの位置のあり方の参考になります。
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中井信之 (なかいのぶゆき)
ポージングディレクター・
俳優・モデル・劇作家・
演出・イメージコンサルタント
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国際イメージコンサルタント協会AICI/青山オフィス/日本ポージング協会
ワタナベエンターテイメントカレッジ/大妻マネジメントアカデミー(OMA)/渋谷ファッション&アート専門学校/
BLEA 専門学部など
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