著者は文化人類学者。原題はBig Hair。著者は、「何故、髪が文化なのか?」という自問に「髪の毛が文化的に重要なのは、女性が自分をデザインするためのもっとも有効な方法」と考えた。
「ブロンド・ブルネット・赤毛・プラチナブロンド……」といったカラーから、「セクシーヘア、ビックヘア、坊主、ボブ、妖精カット、ロングヘア……」といったスタイルまで、それがいったい何を意味するのか、人にどう思われるのかを、わかりやすく解説。
女優がヘアスタイルでイメージチェンジをどうはかったか。外見から個性をつくる典型的な例として考えると面白い。
原文は読んでいないが、成実弘至さんの訳が、的を得た日本語に置き換えられていて、いっそうこの本を楽しいものにしている気がする。

