★ヴォーグで見たヴォーグ / G・ミラベラ お勧め度●●●●●(5つが最高)
1892年に創刊された上流階級雑誌だった『ヴォーグ』の変遷がわかる。ファッションがイメージ戦略に染まり、ライセンス・ビジネスに変貌してゆく過程が詳しく書かれている。
作者は『ヴォーグ』の編集者で、ヴォーグを「リアリティのある世界で楽しんで着ることのできる服」を紹介できる本に変えた人。 スタイルとは「女性が自分をどう表現するか、世界とどのように接していくかの姿勢。金額も流行も『こぎれいに装う』ことも超えたところにある」。時代に合わなくなれば、巨匠カメラマン、売れっ子モデル、そして雑誌編集者さえも捨てられる……
“流行”という魔物の中身を垣間見ることができる。

